コピーライティングの本と言ったら。
みなさまこんばんわ。96です。
GWも終わりをむかえますが、いかがおすごしでしょうか。
今日はコピーライティングの古典のような本を紹介します。
<ザ・コピーライティング――心の琴線にふれる言葉の法則>
ジョンケーブルス作のコピーライティングを長年やってきたノウハウを凝縮した
本書。
すべてが、結果をともなったノウハウだけ書いてあるので、とてもインパクトがあります。
私がとくに印象にのこったのはむしろノウハウより、必ず結果をテストすること、ということと、相手に得になる情報や具体的なことをかならず書くことという言葉でした。
しかし、実際コピーに名前をつけたとき、すごく最初私は違和感を感じました。
これ言い過ぎなんじゃないのとか、くどいんじゃないかとか。
しかし、たとえばダイヤモンドの4C(カラー・カット・クラリティ・カラット)の注目してもらいたい点を具体的に表してかくのと、
『1カラットで存在感あるラウンドブリリアントカットのダイヤモンド』
『とっても美しいダイヤモンド』
では具体的差がちがいます。
もちろん訴求する相手にいいたいことによっては後者を選ぶ場合もあると思いますが、
そのダイヤモンドに注目している人からすれば具体的な4Cのことが言及されているほうが訴求力があります。
しかし、具体的なことをかくということはそれだけ言葉に責任をもたなくてはなりません。
などなど、わたしがコピーをつけているときに思いました。
たしかに半世紀に渡って読まれている本なので、いまでは使えないようなコピーものっていますが、それはそれで勉強になります。
SNSで言葉が拡散されていく時代。言葉選びの大切さをもう一度感じてみてはいかがでしょうか。
もちろんコピーライティングの勉強をしている人にはおすすめです!